皆さんもすでにニュースなどでご存知かと思いますが、9月27日日本中に驚きと悲しみをもたらし御嶽山が噴火しました。大変残念なことですが、多数の方々が犠牲になりました。ご冥福を心からお祈りするとともに、ご家族の方々のご無念をお察しいたします。そして大変過酷な環境のもと救助や捜索のために活動されていた、自衛隊、警察、消防の方々に敬意と感謝を申し上げます。(本当にたくさんの方々が色々な地方から活動に来ていただきました)
木曽の人々にとって昔も今も御嶽山は大変重要な山です。ただ観光のシンボルというだけではなく心の支えでもあります。「お山」と呼ぶ人もいるくらいなのです。皆よく登りにも行っていました。私自身噴火の一週間前に登山してきました。木曽谷は御嶽山に守られてきました。台風などが来ても御嶽山が守ってくれるかのようにあまり強い風も吹かずに済むこともしばしばです。そして昔から御嶽教の信仰の対象とされてきました。(信仰登山される方々を行者さんと呼びます。当店の前に架かっている橋は行者さんがここから御嶽山へ登山していたので行人橋と名がつきました)